塩江町が大好きな、とにかく笑顔の素敵なおじさんでした。
●ほしの農園 星野道雄さん●

日焼けした笑顔が印象的な星野さん。68歳とは思えないほど、ハツラツとしている。関西に就職をし、15年前に生まれ育った町に帰ってきた。現在は奥様と二人で、観光客は決して通ることのない静かな山里で、農業を営んでいる。

「山で芝を集めて、それを腐らせて土に混ぜ込むという方法で、有機野菜を作ってますねん。定年になってから本格的に農業を始めて、今は米とナスとごぼうが主やね。自分がしたいときに畑をして、売りたいときに好きなだけ売る、ホント気が楽! のん気でいいですわ」と笑う。が、特に星野さんらが作る塩江ごぼうはやわらかな歯ごたえと香りのよさがとても人気で、収穫シーズンにはひっぱりだこ。この時期ばかりは、のん気にとはいかないようだ。

近所の農家も高齢化が進み、収穫した農産物の運び手がない。数軒を回り、軽トラックに野菜を集めて市場まで運んだり、市場にはちょっと出せない¨三枚目¨の野菜を産直市場に運んだりする役割も、星野さん自らが買って出ている。お人柄がうかがえる。

ほかにも、カラオケ同好会の会長や農業委員など、幅広く活躍している。それもすべて愛する塩江町のため。「5月になるとね、山がまぶしいくらいの緑になるんですよ。ホント気持ちいいですよ。空気も水もきれいだし、いいところですよ」

そんな星野さんに、今回塩江町の穴場や魅力をじっくり教えていただきました。

※星野さんの作ったおいしいごぼう(8月〜2月)やナス(5月末〜11月中旬)、ナスのからし漬けなどは、里ちゃん市場で手に入ります。