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踊る踊るBDC
第3話(12/29)
「25分/7曲のステージ」

【前回までのあらすじ】 <→第2話はこちら

2年前の冬、オリーブホールで配られたビラが彼女たちを結びつけた―。昨年に続いて冬のまつりでダンスを見せてくれるBDCのステージ本番までを追う。

CHAPTER 3

12月2日、もうこの日が来てしまったか、という感じでした。この日は冬のまつりのミニ点灯式。高松市の菊池寛通りを歩行者天国にして「ダンスカーニバル」をやってしまおう、という企画にBDCがエントリーしました。サンタの衣装を着て両手に赤と緑のボンボンを持って、マライア・キャリーの「All I Want For Christmas Is You」に合わせてかわいらしく踊るのが今回の目標(?)です。しかし今回は練習不足でした。なにせいまだにメンバーが固まっていない状況で、通し稽古もほとんどできていません。


本番3時間前の午後4時、社会福祉センターのプレイルームには困った顔の池田さんがいました。しかもその時点でも出演する24人が練習にそろっていないので隊形の確認もまだ完全にはできない状態でした。今回のメンバーは女子高生中心ということで、練習の雰囲気はとにかくにぎやか。制服のまま練習に参加するメンバーもいました。しかしいくら今回がステージではなく歩行者天国であるとはいえ、あまりにボロボロのダンスを見せてしまうようでは、今後のステージに影響がでるかもしれません。すこしずつメンバーも真剣になってきました。1時間ほど練習を見つめていたのですが、そのわずかな時間だけでも彼女達はずいぶんと上達しました。もともとゼロに近い状態だったので当然といえば当然なのですが。


練習と本番は大違い。
でもメインステージは7曲。


あちらこちらでお互いに 立ち位置を確認しあうメンバー

わずか1週間後。今度は冬のまつりのメインステージを使ったリハーサルが行われました。本番まであと2週間。1時間という限られた練習時間の中で、今回池田さんが立てた目標は「ステージの立ち位置の確認」。じつはこの「立ち位置」がメンバーを苦しめることになるのですが、この時には大半のメンバーも私もまだその重大さに気づいていませんでした…。 メンバーはみな一様にステージの大きさに戸惑っている様子でした。私も昨年のビデオを見て、今年踊るステージの大きさが2倍以上になっているのに驚きました。「本当にやれるのかなあ」というのがステージの広さとこの日のリハーサルを見た私の感想でした。 今回の冬のまつりのメインステージには2階部分があります。また左右には特設のクレーンがあって、ステージの途中でせり上がります。この2つの機能とも池田さんはステージの中に取り入れています。ここでトータル7曲・25分のステージの曲目と演出を紹介します。


楽曲名
演出など
M1
Oops…I did it again(Britney Spears) 女子大生中心に、今年の目標「アダルト」路線まっしぐらの演出
M2
Doesn't Really Matter(Janet Jackson) 同じく落ち着いた路線。特に動きが静かな曲だけに難易度が高そう
M3
X'mas Time(Christina) BDCの卒業生が連れてきた松山の職場ダンスチームが1曲だけ特別に参加
M4
Schools Out(Captain Jack) これまでの大人の雰囲気を一変させる明るいムード。高校生のちょっとミュージカル調
M5
Kalinka サンタが2階に登場。大人数+せり上がりでは金色サンタと妖精もパラパラを踊る
M6
Hiho サンタが1階に降りてくる。女子高生は引っ込んだらすぐにサンタ衣装に早替え
M7
All I Want For Christmas Is You(Mariah Carey) 総勢40名でのダンス。さらに曲頭で池田さんの1歳の娘さんも舞台デビュー

ちなみに金色サンタを演じるのは男性チームのリーダー的存在で、池田さんもかつて先生としてダンスを教えていた子供教室に勤めている豊永さん。この日の夜、トリプルワンイベントのミュージカル練習でも思わずお目にかかることになるのですが、それはまた別のお話。
次回はいよいよ歓喜の本番の様子をお伝えします。

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