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「これは…厳しいかもなあ…。」練習が始まって30分ほど、ただ静かに様子を見つめていた谷口先生は、ふと私に向かってつぶやきました。
トリプルワンイベントは大小たくさんのイベントが2日間で行われるのですが、その中の「環境ミュージカル」は一般公募で集まった市民が約9ヶ月でミュージカルを作り上げ、県民ホールにお客さんを入れて披露する予定になっています。脚本は高松西高校の山本先生、演出は工芸高校の谷口先生ともう一人の山本先生、とスタッフもほとんどボランティアで行うことになっています。高松テルサで行われた通算3回目の練習を見学に行ってきました。
まずは柔軟運動、基本運動からです。現在のところキャストは女性を中心に25名。男性の一般公募者はまだいません。まだまだ人数も経験も練習も足りない中での基礎練習が続きます。特にターンの練習に入るとできる人とできない人の差は歴然とします。指導にあたる山本先生は分かりやすく、かつテンポ良く教えているのですが、なにせ経験のない人がほとんどをしめる中で、年明けには脚本を決めて、配役を決めて、演出を決めて、ダンスの振りをつけて、台詞を覚えて、歌も歌って、ひとつの芝居として完成させなければなりません。決してゆとりのある状況とはいえないのが現実です。
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