過去のコラム:

CHAPTER 2

 

目次

1.保育園にできること
2.なぜ育児サークルがウケるのか?
3.「おやこDEわはは」って何?

お母さん達が集まって友達を作ったり、お茶を飲んだり、悩みを話したりするための「育児サークル」は香川県内だけでもたくさん存在します。今回はそんな中でも同じ悩みを抱えるお母さん達が集う「ダウン症綾歌の会」にお邪魔しました。


Q:会を作ったきっかけは?
A:

去年の6月にあるダウン症の子供を持つお母さんから「高松市内の通園施設に自分の子供を入れたい」という相談が私のところにあった。そこで私と行政担当者と3者であって話をしたが「市内に住んでいないので無理」と分かったのが10月。

じゃあ何とか地元で、保育園までいかなくても月に1回でも週に1回でも保育の場を提供できないか、と会員を集めて施設を探して案内をかけたのが今年の1月です。今のところ会員は全部で10人で、会の出席者は少ない時でも2、3人、多いときは6,7人くらい来ます。土、日は施設が借りにくいのでどうしても平日の昼になってしまうのが今の悩みです。働いているお母さんはなかなか出れないですから。


Q:岡内さんはもともとそういう分野の方なんですか?
A:

養護学校の県校長会の会長をしてました。全国の方でも副会長をしました。「リタイアしたら地域のお母さん達のつながりを作りたい」とはかねがね思っていたんです。こういうふうに子供たちを集めて、場を提供しないとお母さん達が疲れてしまって育児ノイローゼみたいになってしまうでしょ。自分は今までの仕事がら人脈もあるし信頼もあるので、それをいい方向で提供したい。ちなみに会費制ですが、会の赤字は全部私がだしてます。


Q:今後の課題は?
A:

育児にお父さんが参加しないので、昔はそれでもよかったのかもしれないが、共働きが多くなってくると、お母さんは仕事と育児の両方をやらなければならない。これからはお父さんをこういう場に入れていかなければならない。例えばビアガーデンで懇親会をやるとかね。こうやって子供が遊んでいる姿を見てもらうだけでも、自分の子供が周囲と見比べてどうなのかがわかるようになるので、それが課題ですね。あと参加人数をもっと増やしていきたいですが、施設を借りることができるのがどうしても平日なので…。


この日の会は「クッキーを作ろう!」という集まりで、参加していたのは3人のお母さんと7人の子供でした。お母さん達は料理をしているかたわらで子供たちは自由に遊んでいました。

岡内さんいわく「最初はバラバラに遊んでいたのがだんだんと一緒に遊ぶようになり,しまいには役割分担をするようになる。子供たちもずっと1人でそだったら遊び方が分からない。そういう意味では人との遊び方を学ぶ場にもなる」そうです。

昼食に焼きそばをいただきました。お母さん達がダウン症の子供に食事を食べさせている姿を見ると「ああ、やっぱり大変だな」と正直に思いました。とくにダウン症の子供は言葉をはっきりとしゃべるのに時間がかかるので「この子はどういう意図を持って、その行動をしているのか?」を推し量らなければいけません。もちろんどんな子にだってしゃべれない時期はあるのですが…。

ふとあるお母さんが「じゃあ私(子供)見とくけんあなた買い物行ってきたら?」という言葉をかけていました。ハンデキャップのあるなしは確かに重たいですし、私には分かりえないくらい苦労も多いのでしょうが、こういうなにげない助け合いがあれば、お母さんは一瞬だけでも救われるのかなあ、という思いがしました。


おじいちゃんに幼いころ接した記憶を思い出しました。

→CHAPTER 3
「”おやこDEわはは”って何?」を読む


この記事への評価を教えてください。

母親の気持ちがわかる!

25

ためになった。

15

特に何も感じない。

1

記事に賛同しない。

2

その他

7


あなたはこの記事を読んでどんなことを感じましたか?
大いなる賛同?反対の感想?それとも自分の経験…?
あなたのちょっとした思い、意見を気軽に下に書き込んでください!
これまでの書き込みはこちら

お名前:


© 2000 GYUTTO JOURNAL.